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                   結果発表 
                   この度は空想科学祭2010にご来場いただきまして誠にありがとうございました。 
                   2ヶ月という長い間、準備期間も含めますと半年以上となりますがご協力ご尽力いただきましたことを皆々様に深く御礼申し上げます。 
                   
                   以下、今回参加作品等の纏めです。 
                   
                  ◆参加作者 38名 
                   (うち1名作品未提出) 
                   (うち5名期間内未完) 
                  ◆参加作品 51作品 
                   (うち1作品企画終了後完結) 
                   (うち8作品期間内未完) 
                   
                  ◆掌編部門 10作品 
                  ◆短編部門 12作品 
                  ◆中編部門 16作品 
                  ◆長編部門 5作品 
                   
                   企画に寄せられました以下の数字を元に各賞を選出しています。 
                   
                  ◆投票総数 191 
                  ◆レビュー/感想数 400 
                   
                   尚、レビュー/感想数のうち、作品に対して評価すべき点を上げていないものに関しては0.5ポイントとして換算。調整を図りました。ポイント同数の場合は、投票を優位としました。 
                   内容による賞選考にも投票結果の他、レビュー/感想書込より該当する部分について抽出、ポイント加算しています。 
                   賞選考結果については後日各作者に作品ごとに詳細内容を通知します。第三者に公開する予定はありませんので、あしからずご了承ください。 
                   
                  ※結果に関しては全て敬称略になっています。 
                  ▲ 
                  
                  掌編部門 
                    
                  変人の穴/栖坂月(28pt) 
                  次点: (27.5pt) 
                  
                    
                      
                        | 次点の「The melancholic of smoker and bookman ~喫煙者と読書家の憂鬱~」「マルキ・ド・サド、あるいは現代の文学にかえて」と共に票数を伸ばした「変人の穴」、僅差の勝利です。 | 
                       
                    
                   
                   
                  短編部門 
                    
                  マリッジ・ホワイトスワン/虹鮫連牙(26pt) 
                  次点: (26pt) 
                  
                    
                      
                        | 「マリッジ・ホワイトスワン」「死亡猶予」の一騎打ちとなりました。最終的に、同票となったのですが、辛口書込の無かった「マリッジ・ホワイトスワン」を1位とさせていただきました。 | 
                       
                    
                   
                   
                  中編部門 
                   (この作品は削除されています) 
                  消えゆく明日の片隅で/谷津矢車(22pt) 
                  次点: (18pt) 
                  
                    
                      
                        | 個性的な作品が並んだ中編、こちらも一騎打ちとなりました。アンケートでは同票だったため、感想数でポイントを伸ばした「消えゆく明日の片隅で」が1位となりました。 | 
                       
                    
                   
                   
                  長編部門 
                    
                  燕と夜叉/俊衛門(17pt) 
                  次点: (14pt) 
                  
                    
                      
                        | 投票アンケートでは2位だった「燕と夜叉」、感想板ではダントツで、「TP-TC ZERO」を抜き去りました。尚、他の3作についてもポイントはさほど変わらず、同数のため投票を優位とし、順位を決定させていただいております。 | 
                       
                    
                   
                  ▲ 
                  
                  ベスト世界観賞 
                    
                  The melancholic of smoker and bookman ~喫煙者と読書家の憂鬱~ 
                  /武倉悠樹(17pt) 
                  次点: (17pt) 
                  
                    
                      
                        | 掌編の方が中編より投票数をのばしたこともあり、2作同点でしたが、「The melancholic of smoker and bookman ~喫煙者と読書家の憂鬱~」が、優位となりました。 | 
                       
                    
                   
                   
                  韻鏡十年賞 
                   (38pt) 
                  マルキ・ド・サド、あるいは現代の文学にかえて/一二三四 
                  次点: (28pt) 
                  
                    
                      
                        | 賞の意味ですか、ググってください。まさにこの四字熟語のごとく、他の追随を許さないとは、流石ですね。「マルキ・ド・サド、あるいは現代の文学にかえて」に関しては、レビューまで韻鏡十年でしたね。 | 
                       
                    
                   
                   
                  街角文学賞 
                    
                  変人の穴/栖坂月 
                  次点:  
                  
                    
                      
                        | 文章力と世界観、構成力、エンタメ項目通して高ポイントを獲得した作品。「変人の穴」は、スケールこそ大きくないものの、まさに街角的なSFであると思います。 | 
                       
                    
                   
                   
                  エンターテイメント賞 
                    
                  マリッジ・ホワイトスワン/虹鮫連牙 
                  次点:  
                  
                    
                      
                        | エンタメとキャラクター項目通して高ポイントを獲得した作品。「マリッジ・ホワイトスワン」は読みやすく、人気も高かったようです。お笑いブームに乗った「BANZAI☆ロボット」も、2位につけました。 | 
                       
                    
                   
                   
                  発想力賞 
                    
                  パルプグラマトン PulpGrammaton/木野目理兵衛 
                  次点:  
                  
                    
                      
                        | 世界観と構成力・マニア項目通して高ポイントを獲得した作品。「パルプグラマトン PulpGrammaton」は納得ですが、次点の「燕と夜叉」はちょっと意外。舞台が舞台だからでしょうか? | 
                       
                    
                   
                   
                  キャラクター描写賞 
                    
                  死亡猶予/Mr.あいう 
                  次点:  
                  
                    
                      
                        | キャラクターと構成力・文章力項目通して高ポイントを獲得した作品。「死亡猶予」は中年夫婦の関係が素晴らしかったですね。次点は、最後にぐっと泣かせてくれた「燕と夜叉」です。 | 
                       
                    
                   
                   
                  ベストキャラクター賞 
                    
                  冷蔵庫(9pt) 
                  次点: 主人公の妻(7pt) 
                  
                    
                      
                        | 無機物が1位とは意外でした。2位に「死亡猶予」の奥さん、3位に「ウンディーネ」の金ちゃんと続きます。 | 
                       
                    
                   
                  ▲ 
                  
                  美鈴(12pt) 
                  次点:石神航(6pt) 
                  
                    
                      
                        | 誰が見ても明らかな結果です。レビュアーの皆様、どうもありがとうございました! | 
                       
                    
                   
                  ※レビュアー賞参考コメント(投票アンケートより抜粋) 
                   作品関連のコメントは作者直送ですが、レビュアーへのコメントは直にお伝えできませんので、こちらへ転記させていただきます。名前のみの書込は省略させていただいております。 
                  ・栖坂月さん 
                  (自分で気付いていない部分にも深く指摘してくださり、二作目を書く原動力を頂きました。) 
                  ・独行道アマチュア戯作者 
                  (SFのSFたる部分の指導が適切かつ的確で、もうグウの音も出ない状態まで叩いてくれて、参考になりました。) 
                  ・石神さん、的を得ているなと思います。 
                  ・『マルキ・ド・サド、あるいは現代の文学にかえて』の辛口掲示板より。 
                  独行道アマチュア戯作者さんの感想文を読んで、初めてこの作品のSF要素に気が付けました。 
                  ・栖坂月さんと石神航さんのお2人方は、掌編に限らず話の着目点が自分と同意できることが多かったので、読む前に参考にさせて頂くことがよくありました。『バル…』で石神航さんの容赦ない言及には、愛(笑)じゃないけど「よく読んでいるなあ。その通りだ」と感動すらしてしまいました。 
                  ・美鈴さん。的確だから。 
                  ・美鈴さん:神の啓示のような感想に畏怖しました。 
                  ・『開拓者の叫び』で移動してしまいましたが(「やはり…」と思いました、読んでから汗)石神航さんの熱意に同情してしまいました(苦笑)。ちょうど同作品を読み進めようか止めようか迷っていた所でしたので、参考にさせて頂きました。読んでよく解ります。お察しします。 
                  ・中編以降あたりになってくると、情報も埋もれてきますので、と同時に深読みもしなくてはと忙しくなってくると思います。読んだ後、藤咲一さんや84gさんのお2人の突く所に同意することが多かったかなーと思います(全部って訳ではないですが)。あと、ハセガワハルカさんの感想は笑います(笑)。キャラ関係等、細かい点を突いて下さっているので、同じく頷いてしまうんですね~。 
                  ・美鈴さんの感想はずばっと一刀両断で切れ味鋭く、でも、根底に作品に対する真摯な姿勢と気遣いがあり読み応えがありました。 
                  また、栖坂月さんの感想はどの作品にも詳細な分析がなされており頭が下がります。とても適確で、大変参考になりました。 
                  ・石神航さんと美鈴さんは、少し辛口が過ぎることもありますが、やはり的確であると感じます。参考、というより感心するレビューという感じですかね。 
                  共感という意味でなら饅頭は空を飛ぶさんと独行道アマチュア戯作者さんでした。これは善し悪しでなく、趣味的に近いという印象ですね。 
                  ・『さんぶんのいち』で美鈴さん。参考になりました。何とな~く予想はついていたのですが、読む前に確信に変わりましたので(苦笑)。 
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